
「K Y」といっても、世間で言われている「空気が読めない」という意味ではなく、
ここでは「機械に弱い」の略で使っていきます。
パソコンの操作は、初心者レベル。
ちょっとしたマシントラブルでもプチ・パニック状態。
データの入力にしても、ほとんど従業員まかせ。
こんな経営者の皆さんが、当社のお客様にも少なからずいらっしゃいます。
パソコンが立ち上がらない。
画面にわけの分からない横文字が羅列される。
パスワードを認識しない。
インターネットに繋がらない。etc etc
当社にはこんなお問い合わせの電話が、よく掛かってきます。
たいていの場合、詳しいトラブルの様子をお聞きすれば、電話で解決できます。
当然その段階で、重大な不具合が発覚すれば、すぐに対処しています。
ところが、そんな頻繁に電話がかかってくるお客様のパソコンほど、
重大な不具合が発生しにくいことが多いようです。
なぜなら、常日頃から、小さな問題に関しても、
その都度適切に処理しているため、大きなトラブルに発展しにくいからです。
また、販売管理システムに対しても同様に、
ちょっとしたご質問から、想定外のご要望まで、様々なお電話をいただきます。
もちろん、ご質問に関してはご理解いただけるまで、詳しく説明し、
ご要望に対しては、納得されるまで、お応えしております。
(どうしても無理なご要望に関しては、別の方法をご提案したり、
新しいシステムを開発して、最大限の努力でお応えするようにしております。)
そんな「K Y」(機械に弱い)社長さんのおかげで誕生した
当社のオリジナルシステムもいくつかございます。
逆に「K K」(機械に詳しい)社長さんの場合はどうでしょうか。
次回は、そんなお客様の話をいたします。(続く)
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明けましておめでとうございます。
新年早々、暗い話はしたくないのですが、
想像を絶する経済危機から始まった2009年、
巷では、もはや業績アップを望むよりも、
いかに生き残るかが企業の最優先課題とも言われています。
どうやったら生き残れるか?
経済学者でもない私K に、そんな事がわかるはずがありません m(_ _)m
これは昨年末、ある中小企業の社長さんに伺った話ですが、
大企業のように、派遣社員や期間従業員を切って、
生産調整ができる所は、その社長に言わせれば贅沢なほうで、
実際この会社の場合、数年前から人員整理などを行って、
今は、限られた社員で1人が何役もこなし、ぎりぎりの人員で回しており、
一人でも欠けたら仕事はストップしかねない状態との事。
それでも売上げは確実に減っており、
どうしようもないと、頭を抱えておられました。
確かに中小(零細)企業にとって、従業員の皆さんは
人間で言えば骨の部分にあたり、余分な骨などあるはずがなく、
無理して削れば、骨格そのものが崩れてしまいます。
でも、どこかで更にスリム化しなければ身体の維持が出来ないのも事実です。
ここ数年来の不況で、
多くの企業の体脂肪率は、すでに1ケタ台に絞られているでしょうが、
人間と違って会社には、たとえ1%でも余分な脂肪は必要ないのではありませんか?
もう一度、業務管理システムを使って冷静な数字の目で
会社全体を見直してみてはいかがでしょう。
これ以上減量しようがないと思っていた身体から、
案外、奥のほうに隠れていた余分な脂肪が見つかるかもしれません。(了)
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普段、当たり前のように使用しているパソコンですが、
ある日、突然起動しなくなった。電源が入らなくなった。
こんな経験はございませんか。
原因は、落としたり、水濡れ、老朽化、ウィルスなど色々考えられますが、
なかには全く原因の分からないケースもあります。
こんな時、殆どの方は、PC購入業者やサポートセンターに連絡されると思います。
多くの場合、まずはコンセントや、コード・プラグ等の接続を確認し、
それでもダメな場合は、修理という形になってしまいます。
でも修理に1週間も2週間もかかっては、仕事になりませんね。
PCの専門会社と契約していれば、代替PCを用意してもらえるでしょう。
「では、昨日作りかけの書類はどうなるの?」
「今PCに入っているデータは消えちゃうの?」
当然こんな心配をされるでしょうが、
バックアップさえとってあれば問題ありません。
ところが、このバックアップ。
意外と皆さんの関心が薄く、定期的に保存している方は稀で
年に一・二度CDに保存する程度か、
一度も保存せずPCの中に入れっぱなし、という方もいらっしゃいます。
最近のPCは容量が大きいため、容量不足にはなりにくいため
ついつい、データを溜め込んでしまいがちのようです。
しかし壊れたPCからデータを救出するのは、専門家でも難しく、
100%の復旧は不可能に近いといわれています。
当社でも、今までに何件か依頼を受けましたが、
完全復旧できなかったケースが2〜3件ありました。
(但し、その場合でも8〜9割は何とか救出できております)
更に、データ救出にはかなりの時間と技術を必要としますので、
それらにかかる費用を考えると、
バックアップは是非ともやっておく必要があるかと思います。
バックアップの方法は様々ですが、
定期的に保存の場合はCD・MDなどのメディアに保存。
随時保存の場合は、外付けのHDD(ハードディスク)や
自社サーバーなどがお奨めです。
お仕事上の大切なデータは、失われたら取り返しがつかない事もあります。
毎日自動的にバックアップをとるシステムは
現代ビジネスの必須項目といっても良いでしょう。 (了)
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前回このコーナーで書いたように、
今年の異常とも言える猛暑と落雷の多さに、
お客様のパソコンに不具合が予想以上に多く発生し、その対応に追われておりました。
但し、いずれもハード上の問題で、
当社のソフトに関するトラブルは1件もございませんでした(エッヘン)。
などと、言い訳をしながら約2ヶ月ぶりの更新です。
先日、ある個人商店のお客様から新規のパソコンのご注文をいただきました。
早速メーカーから取り寄せ、若干の調整をした後、納品となり、
日時の確認のため、先方へ電話を入れました。
あいにく社長さんは外出されており、お母様が出られました。
用件を伝えてもらおうと、△日のご都合をうかがうと、
思わぬ返事をいただきました。
「その日は、仏滅だでいかんわ。(名古屋弁でその日は仏滅だからだめですの意)」
うっかりしていました。というより、気にしていませんでした。
確かに、お店の開店や婚礼家具・自動車等の納入は大安にこだわる方が多く、
業者も日柄には充分配慮をしています。
ところがパソコンに関しては、もともと若い世代から普及し始めたせいか、
あまりそういった迷信的なものに、こだわらずに来たような気がします。
でも考えてみれば、今や60代、70代の年配の人だってパソコンを使う時代です。
その方たちにとって、パソコンはマシンであり、
自動車などと同等のレベルで見ていらっしゃるのですね。
あらためて、幅広い年齢層の利用を考えさせられました。
その時、ふと思ったのですが、交通安全や無病息災のお守りはあるのに、
落雷除け、システムの安全祈願やウィルス退散のお守りはないのでしょうか。
インターネットで検索すると、わずかにウィルス除けのみが祈祷の一部に、
IT情報安全祈願のお守りが1件載っていました。
これらは、いずれも神社等で売られているもので本格的なものです。
もっと気軽に、通販や百均などで買えるものがあったら面白いのに。
そこで、防犯グッズの感覚で「ウィルス退散シール」、「システム安全祈願のお札」、
「迷惑メール除け破魔矢」等々、ナンチャッテご利益商品を作ったら、
シャレで売れるかもしれないな?などと考えてしまいました。
不謹慎かもしれませんが、
こんなもので、様々に発生するパソコントラブルに対して、
ほんの気休めにでもなれば、ありがたや〜〜ではないでしょうか。 (了)
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連日の猛暑でバテ気味の方もたくさんいらっしゃると思いますが、
バテているのは人間だけじゃなく、パソコンも同じようです。
お客様のところを回っていて、このところよく耳にするのがパソコンの不具合、
特に休日明けの月曜日などが圧倒的に多いように感じます。
また、日当たりの良い事務所、休日は無人になる会社等に、
エラーや、再起動を繰り返すなどのトラブルが発生しやすくなっています 。
ある会社でお話を伺うと、普段は冷房が効いて快適な環境の事務所も、
休日は誰もいないし、さらに防犯のためドアや窓も締め切ったまま。
部屋の中の温度は、50度以上になることもあるそうです。
よく新聞などのニュースで、
車内に放置されたお子さんの脱水症による事故が問題視されていますが、
パソコンも暑さには大変弱く、誤作動どころか、最悪システムが壊れてしまいます。
とはいえ休みの間中、冷房を入れっ放しにする訳にもいかず
解決方法は、少しでもPC内部の温度が上がらないように直射日光を避けたり、
使用していない機器は、電源を切っておくことも大切です。
デスクトップパソコンは、通気孔周りの整理や掃除、
ノートパソコンは専用の冷却シートやPCクーラーがお奨めです。
人間が暑いと感じたら、パソコンも悲鳴を上げていると思ってください。
ちょっとしたいたわりが、パソコンの寿命を長く保つコツです。
ソフトウェアもパソコンがあってのシステムですから、
パソコンの調子が悪ければ、当然うまく作動しません。
休日明けに修理の依頼が重なると、
当社のモットーでもある迅速な対応が出来なくなる事も・・・。
特にお盆休み(8月13日〜17日)明けの8月18日以降2〜3日は、充分注意が必要で
今から、システム開発部は、修羅場と化すのを覚悟しています。
尚、休日の間も担当者には何らかの方法で連絡がつくようにしてありますので、
緊急の場合は、お電話でご連絡ください。
(メールやFAXは連絡が取れない場合もあります)
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